猛暑の京都にも最高の楽しみ方
水無月の雨にさらされ、清められた緑はより濃く、尚美しくなる京都の夏。
ときより暑さと湿気に悩まされることも。
そのようなときのために、暑さをしのぐ方法を紹介します。
かき氷
身体の芯から冷やしてくれるかき氷は、暑いときほど美味しい!
「氷」の旗を目指して、キンキンに冷えたかき氷を求めてはいかがでしょうか。
お抹茶、小豆、白玉を乗せた伝統的な京都のかき氷は素材の質の良さが他とは一味違う。
伏見十石船
伏見稲荷大社が有名な伏見地区は、その美味しく軟水の井戸水ゆえ、酒造りの名所でもある。
疎水が造られ、酒蔵からの運搬に使われてきた。
その疎水は、今は観光客を乗せた十石船がゆったりと行き来している。
舟から酒蔵を見渡し、夏は柳が生い茂った涼しいトンネルをくぐる
往復40分の江戸時代へのタイムスリップを楽しんでいただきたい。
貴船
市内から北に上がると貴船川に沿って小さな集落がある。
Genji Kyotoから電車を乗り継いで、1時間以内で到着。
山間にある小さな神社は、1300年以上の歴史がある由緒ある神社。
昔から御神気に触れ、気が満ちると言われるパワースポット。
7月1日から8月10日までは、日の入りから20時まで七夕笹飾りライトアップが行われる。
貴船川床
貴船川の水面に近い貴船の川床は、思わず足を漬けたくなる。
水のせせらぎを聴きながら味わう京料理は、貴船ならではの体験になるはず。
真夏と言えど、夜は少し冷えるときもあるので最高の納涼が楽しめる。
鴨川の納涼床
地元の人が「ゆか」と呼ぶのは、鴨川の西岸。
二条通りから五条通りにかけて並んだお店は、
夜になると北山から吹く風が鴨川を下り、
心地よい夜の過ごし方を提供してくれる。
近年、お座敷だけでなく、椅子席やバーカウンターもOKになったので
たった 6 か月の京の風物詩に浸ってみては。
琵琶湖畔
折角京都までお越しならば、夏の琵琶湖畔まで足を延ばす価値がある。
京都駅から近江舞子駅まで約30分。
湖畔でピクニック、バーベキュー、カフェや屋台も楽しめる。
海水浴までは遠い京都でも、湖畔浴ができるところがすぐ近くにある。